Error #268D3 詐欺 を削除するには

“Error #268D3”はよく知られているWindows テクニカル詐欺で、コンピュータデバイスが完全に使えなくなるのを防ぐためにブロックされていると主張します。私たちは、t“Error: 0x80007042C” や “Error 0x80072ee7”などの数々の同様の詐欺を分析したことがあります。 思いもよらず、お使いのブラウザが認定されたMicrosoftの技術者からのメッセージを新しいウィンドウに表示します。しかしこれらの警告は偽物で、不正なエラーメッセージはユーザーを騙し、(855) 712-8551という電話番号からハッカーに連絡させようとしているに過ぎません。.

サイバー犯罪者に電話をすると、デバイスを遠隔的に操作することを許可したり、不正なセキュリティソフトウェアのダウンロードを促されます。場合によっては、Error #268D3” 詐欺をクリックするだけでさらなるマルウェアに感染する恐れもあります。したがって、この偽テクニカルサポートメッセージが表示された場合は、タスクマネージャを開いてブラウザのプロセスを終了させることをお勧めします。テクニカル詐欺とやり取りをすることによってランサムウェアウイルスに感染してしまうことも考えられます。これは研究者によって既に発見されている事実です (Tech support scammer tricked into installing ransomware)。ブラウザをロックし、別のタブに切り替えられないようにするので、この詐欺から逃れる方法はこの他にはないように思われます。

“Error #268D3” ポップアップは偽メッセージ。マルウェア感染または銀行口座の詳細を盗もうと企む

この“Error #268D3” ポップアップは認定されたMicrosoft スペシャリストと関連していると思ってしまうかもしれません。しかし安心してください。このメッセージはWindows オペレーティングシステムの正当な管理者とは一切関係ありません。このテクニカル詐欺は人々に不正な電話番号へと連絡させ、個人を特定できる情報を明らかにさせようと脅しをかけることを目的としています。ハッカーが最も頻繁に行う要求のひとつが遠隔アクセスの許可です。サイバー犯罪者にこのような特権を与えてはいけません。悪意あるソフトウェアで感染させたり、ユーザーのオンライン活動を常に関し個人情報を入手しようとするツールを取り入れさせることを許すことになってしまうからです。

Microsoft テクニカルサポート詐欺は、ユーザーに頻繁に表示されます。我々はこの他にも “Microsoft Error: Unknown System Failure” や “Windows Activation Error Code: 0x44578”のような偽警告を調査しました。Microsoft スペシャリストもWindows テクニカルサポート詐欺の特徴について言及しており、ヘルプラインに連絡するよう指示したり、デバイスへの遠隔アクセスを許可するよう指示することは決してないことを示しています。サイバー犯罪者はより多くのお金を稼ぐため、常に新しいテクニカル詐欺を生み出しています。2017年、研究者たちはさまざまな偽通知についてユーザーに警告しました。個人情報を盗むよう設計されたフィッシングサイトと関わり合わないようにしましょう (Windows 10 security: Here is tech support scammers latest ploy, says Microsoft)。テクニカルサポート詐欺はあらゆるスケアウェア戦術を駆使してテクニカルサービスの料金を支払わせようとします。

前述した通り、もしも “Error #268D3” 詐欺に遭遇することがあればWindows タスクマネージャからブラウザを閉じてください。何があっても、ヘルプラインを介して誰かに連絡したり、不必要なサービスにお金を払うことを検討すべきではありません。

“Error #268D3” 詐欺が二度とスクリーンに現れないようにするためにできることとは?

まずは、お使いになっているコンピュータがマルウェアに感染していないことを確認してください。多くの場合、テクニカルサポート詐欺はシステムに悪影響を与える悪意あるソフトウェアが原因で表示されます。これを確認するには、Reimageと呼ばれるマルウェア対策ツールを使用してスキャンを実行することをお勧めします。このスキャナでコンピュータを分析すると、コンピュータをクリーンにする必要があるかどうかがわかります。不審なツールをインストールした覚えがある場合は、コントロールパネルから削除してください。

テクニカルサポート詐欺は不正なEメールのメッセージにおいて促進されていることがあります。フィッシングウェブサイトへ導いていたのに代わり、最近は人々をテクニカル詐欺へとリダイレクトしているのです。フリーウェアのインストール時には、付随するソフトウェアを必ず確認してください。多くの場合、勧められているプログラムは全て拒否することが最善策です。それに加えて、ランダムなオンライン広告やポップアップには反応を示すべきではありません。マルウェアやクリプトマイナーに感染する危険があります。これらの悪意あるパラサイトは、あなたのコンピュータリソースを勝手に使って暗号通貨を生成しようとするのでまた厄介です。

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