Decrypt Protect ウイルス を削除するには

Decrypt Protect ウイルスはランサムウェアと分類されるプログラムです。ユーザーが法に違反する行為をしたとして脅し、200ドルの罰金の支払いを要求する詐欺アプリケーションです。基本的に、Decrypt Protect ウイルスは、ユーザーが著作権を持ったものやポルノファイルなどの使用や分散をしたことの責任を問います。お使いになっているコンピュータを完全にロックししてプログラムにアクセスできないようにし、48時間以内に支払わないとさらに深刻な結果を招くことになると主張します。

実際には、Decrypt Protect ウイルスはいかなる合法な機関とも関係がありません。コンピュータユーザーからお金を騙し取る目的でサイバー犯罪者によって開発されているものです。法に違反したという告発には何の根拠もなく、無視するべきです。Decrypt Protect ウイルスからのメッセージはとてもとても説得力があるように見えますが、正式な機関であればプリペイドを使った支払手段を使って罰金を収集することはありませんし、法の違反を知らせるために遠隔操作でコンピュータをロックすることもありません。

Decrypt Protect ウイルスは、ユーザーの認識なしに不特定のシステムに侵入するこができるトロイの木馬感染源を使ってコンピュータに入り込みます。中に入ると、プログラムはコンピュータが直ちにロックされるようシステムの設定に変更をもたらします。状況的に恐ろしく感じるかもしれませんが、この詐欺に騙されてはいけません。

Decrypt Protect ウイルスをコンピュータ上で検出したら、すぐにコンピュータから取り除くべきです。感染したコンピュータに2つ以上のユーザーアカウントがあり、どれかひとつでも感染していないアカウントがある場合には、感染していないアカウントからログインして感染を取り除くのが一番簡単な方法です。その後、Reimage, spyhunter のようなマルウェア対策プログラムを使ってコンピュータ全体をスキャンしましょう。またシステムの復元を使うこともできます。コンピュータを感染する以前の状態に復元しましょう。ブロックが解除されてもウイルスはまだコンピュータの中に残っている可能性があるので、信頼できるマルウェア対策ツールを使ってフルスキャンを実行することは非常に重要です。

上記の方法が使えない場合は、コンピュータを再起動させ、再起動中にF8 を押してください。それから「セーフモード」を選択してください。ウイルスがこれをブロックしている場合は、「セーフモードとネットワーク」を選択してください。これもブロックされている場合は、「セーフモードとコマンドプロンプト」を選択してください。その後以下の手順に従ってください:

「セーフモード」または「セーフモードとネットワーク」で起動できる場合

1. 「MSConfig」を立ち上げる。
2. rundll32 がオンにしようとする「アプリケーションデータ」からのアプリケーションの起動項目を無効にする。これらはDecrypt Protect ウイルスの典型的な場所であるが、他にも使用されているところがあるかもしれないことに注意。
3. システムを再び再起動させる。;
4. Decrypt Protect ウイルスのファイルを特定し削除するためhttps://www.2-viruses.com/downloads/spyhunter-i.exeを使ってスキャンする。

以下は、非常によく似たウイルスの取り除き方を説明したものです:

「セーフモードとコマンドプロンプト」で起動できる場合

1. 「Regedit」を作動させる。
2. WinLogon エントリを検索する。explorer.exeでない、または空白を引き合いに出す全てのファイルを書き出し、それらをexplorer.exeに取り換える。
3. Decrypt Protect ウイルスファイルのレジストリを検索し、そのファイルを指すレジストリキーを削除する。
4. 再起動およびspyhunterを使ってスキャンしてみる。
5. できなかったら「セーフモードとコマンドプロンプト」モードからシステム復元を試す。(rstrui.exe)

Automatic Malware removal tools

Manual removal